有料老人ホームの「サービス提供責任者」ってどんな仕事?

~施設だからこその安心感と、やりがい~

介護の現場で「サービス提供責任者(通称:サ責)」という役職をご存じでしょうか? 介護の仕事に関わっている方にはおなじみかもしれませんが、聞き慣れない方にとっては「なんだか責任が重そう…」なんてイメージがあるかもしれません。

今日は、私が実際に働いている宮崎市の有料老人ホームでのサービス提供責任者の仕事について、ご紹介したいと思います。実は「施設ならではのやりやすさ」や「安心できる理由」がたくさんあるんです。


サービス提供責任者って、何をしているの?

サービス提供責任者の主な役割は、「利用者さんに対して、どんなサービスをどんな方法で提供するか」を考え、それを現場のスタッフと連携しながら実行していくことです。

たとえば、「朝はこの時間に起こしてほしい」「トイレは声かけしてほしい」「お薬は看護師さんと連携して見守りながら」など、一人ひとりに合った支援のプランを考えるのが仕事です。


有料老人ホームだからこその安心感

私の職場では、有料老人ホームに併設されている訪問介護事業所に所属しながら、サービス提供責任者として働いています。

このスタイルの良いところは、何といっても**「支援してくれる職員さんが、同じ施設のスタッフ」であること**。

在宅の訪問介護では、毎回違うご自宅に伺い、現場ごとに環境や家族対応、道具の場所も違います。それに比べて、有料老人ホーム内での支援は、職員同士で情報共有がしやすく、環境も整っているので安心感が段違いです。


訪問介護なのに“顔なじみ”の職員が来てくれる安心感

有料老人ホームでは、訪問介護としてのケアが必要な場面でも、支援するのは日ごろから関わっている施設の職員さん。だから、利用者さんの性格や体調の変化、小さな「いつもと違う」にもすぐ気づけるんです。

これは、在宅でのヘルパーさんには難しいところ。何軒も訪問している中で、1日15分や30分しか関われない中では、どうしても細やかな対応が難しくなってしまうことがあります。


指導の手間がグッと減る理由

サービス提供責任者としての業務には、「職員への支援手順の説明・指導」も含まれます。

在宅の訪問介護の場合、新しく入るヘルパーさんに対しては、何度も何度も一緒に訪問しながら説明が必要で、けっこう大変です。そのご家庭の独自ルールがあったり、細かい動線に慣れる必要があったり。

でも、有料老人ホームの場合は、支援するのはすでに施設で働いている職員さんなので、何度も同行して説明する必要はありません。それどころか、「〇〇さんは起床時に声かけから始めて、立ち上がりに少し補助が必要です」など、簡単に伝えるだけでスッと理解してくれることが多いんです。

さらに、施設なので家事援助がないというのも大きなポイント。訪問介護では、掃除や買い物、料理なども含まれるので指導項目が多くなりますが、施設の場合は介助中心(起床・排泄・食事など)なので、職員さんはすでに慣れていて説明もラクです。


サ責の仕事は大変。でも「やっててよかった」と思える瞬間がある

もちろん、サービス提供責任者の仕事は簡単ではありません。計画書を作ったり、モニタリングしたり、関係機関との連絡調整もあり、パソコン仕事も多めです。

でも、利用者さんの生活がスムーズに回っていくのを見届けたとき、「この仕事をやっていてよかったな」と心から感じる瞬間があります。


最後に

有料老人ホームでのサービス提供責任者の仕事には、**在宅では味わえない“チームで支える安心感”**があります。何より、「自分が関わることで利用者さんの毎日がより心地よくなる」と実感できるのが、この仕事の一番の魅力です。

もし、介護の現場で働いてみたい、サ責ってどんな感じなんだろう?と思っている方がいたら、ぜひ一度、有料老人ホームの職場を見てみてくださいね。

あなたの中にも「ここでなら働けるかも」と感じる居場所が見つかるかもしれません。

プロフィール
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まっちゃ

思春期2人の子育て中。40代のママ「まっちゃ」です。2011年に関東から宮崎に家族で移住。宮崎に来てから介護の仕事一筋です!浅炒りのコーヒー、日本映画、お笑い、スパイスカレーが好きです。

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